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【イベントレポート】女性も働きやすい環境を考える「生理痛体験ワークショップ」

2025-2-26企業情報

女性特有の健康課題を学び、生理痛を疑似体験する社内研修を実施しました

全国の地方自治体と金融機関に自社開発のシステムを提供する当社は、2025年2月18日(火)に、主に管理職に向けた社内研修「生理痛体験ワークショップ」を実施しました。本ワークショップでは、女性の健康課題に関する基礎知識や、役立つコミュニケーションについてのセミナーと、腹部への筋電気刺激(EMS)を利用した、生理痛疑似体験を行いました。

生理痛を疑似体験している様子

当日は、女性の割合が比較的高い経営管理部門の管理職を中心に、社内の希望者計18名が参加し、生理のメカニズムに関するセミナーや生理痛疑似体験を通して、状況に応じた対応やコミュニケーション方法について意見交換を行い、女性の健康に関する深い学びの場となりました。

当日スケジュール

13:00 オープニング
13:00~13:30 外部講師による女性の健康課題(生理・PMS等)に関するセミナー
13:30~13:45 EMSを使用した生理痛疑似体験
13:45~13:55 体験後グループワーク
14:00 クロージング

研修実施の背景

当社では多様な人材が安心して働き続けられるよう、健康管理室※の設置や社員の心身の健康をサポートする制度を構築しております。女性の健康課題への対応としては「特別休暇」の一つである生理休暇制度(毎月1日、有給)を設けていますが、女性社員の生理休暇取得率は1割程度と、制度として整備しているにも関わらず浸透していないという課題がありました。当社としては、今後も女性を始めとする全ての社員が健康的に働き続けられる企業にすべく、他者の健康課題について考え、顧みるきっかけの場を提供していきたいと考えています。

※健康管理室……RKKCSの健康管理室には、保健師、臨床心理士、公認心理士、社会福祉士が本社に常駐しており、各拠点へも月に1回訪問しています。

当日の様子

外部講師による女性の健康課題(生理・PMS等)に関するセミナー

講師には、Carefull株式会社 張 代表取締役をお招きし、社員一人ひとりが心地よく働ける職場環境を構築する上で、知っておくべき性別特有の健康課題に関する知識とコミュニケーション方法について説明いただきました。

EMSを使用した生理痛疑似体験

電気治療などで使われているEMS機器を使用し、生理痛を疑似体験しました。痛みの波を体験すべく、弱と強の2段階を体験しながら、箸で豆を移動させる細かい作業と文章の要約ワークを行い、痛みを伴いながらの作業に苦戦している社員もいました。

体験後グループワーク

体験後はグループごとに、体験を通した気づきや今後どのような行動をしていくかについてディスカッションを行いました。男性にとっては経験することのない痛みとなり、働く女性社員への理解を深める良い機会となりました。

体験者の感想

30代男性

生理の痛みやつらさに関する理解が深まり、今後どのようにサポートしていくべきか、考えるきっかけになった。

50代男性

痛みだけでも体験することでより親身になって考えるようになった。

40代女性

口頭では伝わらないつらさが伝わる点や、生理時の気持ちの不安定さ、痛さに個人差があることを知ってもらってよかった。

20代女性

生理痛以外のセンシティブな問題にも応用できるような、声掛けや考え方を学ぶことができた。

「生理痛体験ワークショップ」概要

名称 生理痛体験ワークショップ
協力 Carefull株式会社
日時 2025年2月18日(火)13:00~14:00
会場 株式会社RKKCS 本社 研修室
参加者 18名
  • 男性14名(管理職9名/一般職5名)
  • 女性 4名(一般職4名)

所属部署: 経営管理本部10名/企画室4名/営業本部4名

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